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地上の天の川、天空の天の川 - 僕らの歳時記

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地上の天の川、天空の天の川

奈良県吉野郡天川村

日本三大霊場の高野、吉野、熊野を結んだ三角形の中心に位置し、神聖なエネルギーが満ちた場所として知られています。

そこには、天河大弁財天社(天河神社)があります。7世紀頃、修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が、長年活動の場として、また、空海(弘法大師)は、天河神社で修業を行った後、高野山で真言宗を築きました。言い伝えによると、神武天皇が現在の天河神社の地で、「ヒノモト」という言葉を天から賜ったとされていて、「ヒノモト」が「日本」の源であると考えられていることから、「日本」という国名は、この天河で生まれたと言われています。

この天河神社では、旧暦7月7日には、七夕祭り神事が行われています。

この地を流れる川は「天の川」(てんのかわ)と呼ばれ、旧暦7月7日には、天上の「天の川」の流れと、地上の天川村を流れる「天の川」の流れの方向が一致するのだそうです。

天空の「天の川」とそれを地上に写す「天の川」。 なんて、神秘的なんでしょう。天河神社は、水と芸能の神様である「弁財天」を奉り、弁財天が織姫、川向こうにある八坂神社に奉られた牛頭天王(ごずてんのう)が牽牛(彦星)になぞられているそうです。

七夕神事には、先祖の霊を供養してお祓いした燈籠を「天の川」に流します。その光景は、天空の「天の川」のようにも見えます。星空に惹かれるのと同じ位、地上の「天の川」の神秘に心惹かれますね。

天の川の支流と水源

「天の川」の支流と水源についてお話しましょう。これは、天空の「天の川」のお話です。「銀河に支流や水源」って???思うでしょう? これは、2006年に発表されました。

私たちの住む「天の川銀河(銀河系)」の周りには、大小マゼラン星雲を筆頭に矮小銀河があるようです。天の川銀河の重力に引きちぎられながら吸い寄せられた矮小銀河が、その通り道に残した星で構成される「ストリーム」と呼ばれる星の筋があります。もっとも目立っているものが「いて座ストリーム」で、天の川銀河は、幾度となく矮小銀河を吸収して現在の大きさになったそうです。

いわば、天の川銀河と矮小銀河を結ぶストリームが「天の川の支流」、天の川銀河に飲み込まれようとしている矮小銀河が「水源」とでも言えそうです。

なんてダイナミックな動きをしているのでしょう。

ダイナミックなマクロの世界と、その天の川を地上に写す小宇宙の世界。その狭間で、私たちは生きでいるのですね。

参考文献等


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最終更新時間:2007年07月17日 10時49分04秒

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